薬でむし歯菌を除菌する
「3DS」

歯みがきしているのに、むし歯になってしまう・・。また、歯周病(歯槽膿漏)がよくならない・・。口臭がある・・。という方々のための薬でお口の中の原因菌を除菌する治療法です。

いつでも当医院にご相談下さい

 1   3DSとは?
 
3DSとはDental Drug Delivery System(デンタル・ドラッグ・デリバリー・システム)の略称です。
 
みなさんは、こんな事を考えたことはありませんか?
「歯みがきを毎回するのは大変だ。」
「頑張っているのに、歯科に行けばみがけていないといわれるし・・・。」
「薬でむし歯や歯周病(歯槽膿漏)が治らないのだろうか?ロケットで宇宙までいける時代だというのに・・・。」
 
残念ながら薬だけで全てを解決するのは困難なのですが、今までの歯みがき一辺倒からは開放される除菌方法方法があります。
それが3DSです。

 2   3DSではどんなことをするのですか?
 
@唾液を少量採取させていただきます。それを分析して、お口の健康状態を検査します。(これはレーダーチャートにて報告致します)
A歯科医院で歯についているバイオフィルム(歯ブラシだけでは取りきれない歯垢)をPMTC(医院スタッフのプロによる清掃)にて機械的に清掃、除菌します。
B上下のマウスピースを用いて、たとえば、むし歯菌を除菌したければ、「PlakOut」という殺菌剤をいれて、除菌を行います。
Cご帰宅された後もこのトレーを使っていただいて、毎日5分間ずつ、1週間フッ化物「GelTin」にて除菌を行っていただきます。このフッ化物の危険性はほとんどありません。
Dその後は毎日の正しい歯磨きを続けていれば4〜6ヶ月はむし歯菌の付着を防ぐことができます。

 3   3DSの特徴は?
 
・3DSは、除菌薬剤を歯面に作用させる上での問題点を解消した方法です。
 
 むし歯の主な原因菌であるミュータンス菌は、歯だけに付着して増殖するという性質がある為、歯だけに薬を使用することができればミュータンス菌だけを減少させることができます。・・・歯だけに薬剤を作用させる必要性
しかし、ミュータンス菌はバイオフィルムという細菌膜を歯の上に形成して飲み薬や塗り薬が直接効かない環境を作ります(抗菌性の物質はバイオフィルムの内側に浸透できなくなる)。・・・バイオフィルムの除去の必要性
また、口腔内に投与された薬はすぐに唾液により希釈・除去されてしまいます。・・・唾液の作用排除の必要性
 
・上記問題点を解消するために・・。
@バイオフィルムの除去;PMTCを行う
Aマウスピースの使用;唾液の作用を排除し、歯だけに薬剤を作用させる。
 
つまりプロの歯科スタッフにより歯を徹底的にきれいにして(PMTC)、その後菌に感染しないよう、唾液で薄まらないようにマウスピースを歯の表面にはめて薬剤を作用させるというのが特徴です。。
 

 4   除菌の有効期間は?
 
 3DSを行うことにより、通常のブラシングを続けているだけでムシ歯菌の少ない状態が長期間維持されています。4〜6ヶ月持続されると言われています。定期的なPMTCに合わせて3DSを行うのが有効です。
 

 5   誰にでも有効ですか?
 
誰にでも有効ですが、むし歯で苦しんでいる人は、その原因菌用の薬を、歯周病(歯槽膿漏)の人にはそれに対する薬を、口臭解消にはそれ用の薬と使い分ける必要があります。
 
こんな方たちに向いています。
 
 これまでにむし歯で苦しめられてきた方
 歯に詰め物やかぶせが多い人
 唾液検査の結果ミュータンス菌の比率が多い方
 これから歯がはえてくるお子様が周囲におられる方
 これから矯正装置を装着する方
 
中でもおすすめしたいのが、小さいお子様をお持ちのご家族の方です。
 
むし歯菌は、一般に生後19ヶ月から31ヶ月の時期に主に母親(スプーンなどを介して)から感染すると言われています。小さい子供さんがいらっしゃる方は、家族全員が3DSを行い、むし歯菌をなくして、子供に感染するのを防ぐことが大切です。
また、お母さんに治していないむし歯があると余計にミュータンス菌が増加しますので、早めの治療が必要です。定期的に細菌検査を行い、除菌処置を繰り返すのが良いといわれています。
 

 6   費用はいくらですか?
 
上記処置1クールで¥28.000−です。



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