6歳臼歯(歯の王様)が生まれたら・・・

6才臼歯は大人の歯の中で一番の力持ち。たくさんかめる歯なんだけど一番虫歯になりやすい歯なんだ。だから、しっかり守ってネ!
   6歳臼歯について
 
◎ 6歳頃に生えてくるので、6歳臼歯と言われています。
永久歯の中で一番溝も深く、形も立派で、一番大きい歯です。
◎ かみあわせの中心となり、歯並びの基礎となります。
◎ 噛み砕く力も最大で、上下の6歳臼歯だけでかむ力全体の3分の1を受け持つと言われ、その力はおよそ60キロです。
 
こんなことで、6歳臼歯は〃歯の王様〃と言われています。
 
   歯の王様にも弱点がある。
6歳臼歯には、虫歯になりやすい独特のわけがあるのです。
さて、そのわけとはどんなことでしょう?
 
(1)6歳臼歯は乳歯とまちがえやすい
 
乳歯の奥にはえてくるので、気がつきにくい(特に上の6歳臼歯)。
指でさわったり、親が磨くときには常に気を付けておくこと。
 
(2) 顔を全部出すまで期間が長い。
 
かぶさった歯肉の下にものがつまりやすく、歯磨きがしにくい。
普通は3〜4か月くらいかかって全部出てくる。
 
(3) 6歳臼歯はかみあわせの溝が深く物がたまりやすい。
 
(4) 乳歯の一番奥よりもまだ後ろに生えるのでブラッシングが不十分になる。
 
(5) 上下かみあうまでこすれない
 
だから、かみあわせによる自然の清掃ができず汚れがたまったままになりがちです。
 
(6) 生えてすぐの歯は、とても質が弱く抵抗力がない。
 
歯の表面ははえてから2年くらいかけて硬く強くなるのです。
   虫歯から守るにはどうすれば良いでしょう?
 
(1) 歯磨きをする
 
6歳臼歯は完全に生えるまでは、乳歯より高さが低いため、普通に磨くとうまく磨けません。右の写真のようにほっぺた側にいれ、1本だけ横にゴシゴシ引っ張るように磨きます。
6歳臼歯は、ちょこんと白い歯が見えたら歯磨き開始です。歯ぐきもみがくつもりで、歯ブラシは少し小さめのものが磨きやすいです。
6歳臼歯の磨き方(王様磨き)
6歳臼歯は、写真のように胸や肘をはってみがくようにしましょう。えっへん!と王様が威張っているようですネ!そんなことから「王様磨き」と呼んでいます。
 
 
(2) 食べ物・・・特におやつに注意する。
 
6歳臼歯は、溝が深く食べカスがたまりやすいので、特に柔らかいもの(スナック菓子)歯にくっつきやすいもの(キャラメル・チョコレート)は、かすがとれにくいので気を付けること。
おやつは時間を決めて、そして食べた後はうがいやお茶を飲んで、口の中がきれいになるように後始末をすること。
 
(3) シーラントをする。
 
シーラントとは、歯にある溝にプラスチックの様な樹脂を流し込む方法です。歯垢が歯の溝にたまるのを防ぎ、虫歯になりにくい状態になります。もちろん、虫歯になった歯にはできません。歯医者さんでしてもらえます。当医院では「フッ素除放性」といってフッ素の効果が期待できるシーラントを使っています。
生えたらすぐにするのが効果的です。シーラントしてもしっかり歯磨きをするように、心がけましょう!
 
(4) デンタルフロスをする
 
歯と歯の間の虫歯を予防するには、糸ようじ(デンタルフロス)があります。
6歳臼歯が生えはじめたら、習慣づけを再確認しましょう。特に乳歯と永久歯の間に気を付けてください。
 
(5) フッ素入り歯磨き剤でみがこう
 
生えたての歯には、特にフッ素は有効です。
歯医者さんで、フッ素をぬってもらうのが良いでしょう。当医院でも「GANBAくらぶ」という健康管理システムで行っています。
 
(6) 定期検診を受けよう!
 
「GANBAくらぶ」では3〜4か月ごとの検診を行っています。
 
 

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